
これまで南極の氷は地球温暖化が原因で多量に溶け出し、将来的に大きな海面上昇を引き起こすと危惧されていました。南極大陸内で氷の溶解が懸念されている場所は主に南極西部、南極半島になります。
実は大して変わっていない?
氷が溶けすぎて海面上昇の原因になるという訳ですが、近年のNASAの調査結果では西南極の氷は減ってはいるものの、東南極では積雪量が溶解を上回っており、大陸全体で見ると南極の氷は極端に減ってはいないという見解のようです。
ニュースでは南極の氷が溶けているという話を良く耳にしますが、実は違ったということですね。南極大陸の氷は地球上の淡水の70%を占めていて、仮に全て溶けると地球の水面が60m上昇するらしいです・・・。
やっぱり海面は上昇している?
温暖化が原因ではないにしろ、海面が上昇しているのは事実みたいですので、海面上昇の要因が何なのかは今後も色々と考えていく必要があります。海水を淡水に変えられれば水不足の問題も無くなって、様々な問題が解決しそうですが科学の発展でいつかそんな時代が来るんでしょうか。