映画『皇帝ペンギン~ただいま~』 感想

皇帝ペンギン ただいま
皇帝ペンギン ただいま

皇帝ペンギン~ただいま~。楽しみにしていたのですが観るのが遅れてしまいました。

『皇帝ペンギン ただいま』は上映箇所が少ない。

日本公開日は8月25日。直ぐに観ようと思っていたのですが、上映箇所が少なく観に行くまでが若干手間でした。上映回数や上映期間も短いです。

一作目の日本公開日は2005年7月16日。10年以上経ってるんですね。一作目を吹き替えで観てちょっと失敗したと思ったので、今回は字幕で観る予定だったのですが、残念ながら観た場所では吹き替えのみでした。

吹替版は子供向け?

一作目の吹き替えはペンギンの家族に声が当てられていて、なんと言いますか大分子供向けに作られていたんですよね。今回の吹き替えも当然一作目と同じ構成かと思っていたのですが違いました。

ペンギンたちにそれぞれ声を当てるということなくなり、声優(ナレーション)は一人だけでした。視聴者層を考慮して路線変更になったのかもしれません。これは映画の構成が大きく変わるので続編では珍しいのではと思います。

僕も一作目(吹き替え)を観たときにちょっと残念に思っていたところでしたので、嬉しかったのですが、通常の自然ドキュメンタリーのナレーションかというと、ちょっと違います。

今作のナレーション

序盤は部分的にペンギンの考え(ていそうなこと)に声を当てていて、全体的に子供に絵本を読む大人のようなナレーションです。やはり若干子供向けなところがあるかもしれません。

内容

話の展開は雛たちが生まれて、その雛たちがある程度成長して海に出るまでなのですが少し内容が薄いイメージを持ちました。そして過去シーン(雛が生まれる前など)に戻ったりすることも何度かあって若干展開が分かりづらいです。

コロニーから海に向かって歩いていく親ペンギンの行列などが大分長く映されており、そこに絵本を読むような草刈正雄さんの心地の良い声が入ります。

映像は素晴らしい

映像は大変綺麗で、海の中を皇帝ペンギンが泳ぐシーンなどもあります。一作目の画質が残念だったので画質はかなり向上したのではないでしょうか。ここはドローン使ったのかなって上空からの映像も結構あります。

まとめ

総括としては吹き替えの影響もあり期待していた割にう~ん・・・という風に。もう少し内容も濃くしていただきたかったなぁと思いました。三作目として皇帝ペンギン~FINAL~が公開されるのなら、王道ドキュメンタリーにして欲しいなと思いました。

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