ペンギンの個体登録にはマイクロチップの方がいい?

マイクロチップ

ペンギンの個体登録器具と言えばフリッパーバンドを連想しますが、現在はマイクロチップを使用した識別方法も行われているようです。

フリッパーバンドによる個体登録はフリッパーの根本に識別番号を刻印したリングを嵌める方法なのですが、緩すぎると落ちてしまいますし、きつく締めすぎると可哀想な気もします。

個体登録は生存年数の確認などに使われる為、雛の時点で登録しておくに越したことはないのですが、その時点でリングを嵌めてしまうと成鳥になった頃にはぎちぎちになっていそうで野生のペンギンはなんだか可哀想です。

マイクロチップ

一方、動物に使用するマイクロチップは直径1~2mm、長さ10mm程度のカプセル型の形状で、皮下に埋め込んで使用します。

こちらは体内に埋め込んで痛くはないのか、炎症は起きないのかなどの心配はありますが窮屈問題は解消されます。ただフリッパーバンドと比べるとパッと見、個体登録されているのか分かりづらいという問題点もありますね。

一番良いのは何も付けないでそのままにしてあげる事ですが、広い視点で見ると個体識別を交えた生物研究により、野生生物の生存を手助けすることに繋がると思います。(人間のそのような介入自体不要なのかもしれませんが)

フットバンドは駄目?

ペンギンの身体にバンドを付ける場合、足首ならゆるゆるでも足がストッパーになっていい感じに思えますが、フリッパーバンドが主流ということはきっと足首の方が何かしらデメリットが多いのですね。日本の水族館では足首にバンドをつけているペンギンも居るようですが。

ペットショップの犬と猫にマイクロチップ装着を義務化(日本)

今年(2019年)の6月にペットショップ(販売業者)の犬・猫にマイクロチップの装着を義務付ける改正動物愛護法が参議院本会議で全会一致で可決となったようです。

義務化は公布から3年以内ということで、これからは飼い主の情報がペット自体に登録されるということになります。迷子の時や、安易に捨てられなくなるなど役立つことも多いですね。

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