Southern Rockhopper Penguin(ミナミイワトビペンギン)

サウザンロックホッパーペンギン(ミナミイワトビペンギン)
撮影:管理人

主要情報

学名 Eudyptes chrysocome
英名 Southern Rockhopper Penguin
通称 ミナミイワトビペンギン
マカロニペンギン属
生息地 アルゼンチン、チリ、オーストラリア、フォークランド諸島、マクドナルド諸島、ニュージーランド、南アフリカ
体長 45~55cm
体重 2~4kg
保全状況 VU(危急)
オキアミ、小魚、イカ、タコ
営巣地 岩場、木の根元、茂み
巣材 小石、草、土
クレイシ 形成する
個体数 2,500,000羽
一腹卵数 2卵
繁殖期 10月~翌3月
換羽期 3~4週間
日本での飼育 旭山動物園、葛西臨海水族園、ペンギン水族館、海遊館 等

考察

眉毛のような黄色い羽毛に逆だった黒冠羽が特徴的なペンギン。日本では”イワトビペンギン”でおなじみのペンギン。分布が広く、南緯37度-53度の島々に生息し、北方の島々にいる個体はキタイワトビペンギン、南方の島々にいる個体はミナミイワトビに分けられます。

ミナミイワトビペンギンはペンギンの中でも小柄でリトルペンギンより少し大きい程度です。また、キタイワトビ、ミナミイワトビともにマカロニペンギン属の中で一番小柄です。

主に崖の上に営巣地があり、名前の通り岩場をぴょんぴょんと跳ねて移動します。海に飛び込む時に足からぴょんと飛び込む特徴もあります。

保全状況はキタイワトビペンギンがEN(危機)でミナミイワトビペンギンがVU(危急)。どちらも減少率が高く絶滅の心配があるペンギンです。ミナミイワトビペンギンは個体数的には結構多いです。

2個産む卵の内、最初に産み出された1個は2個目より小さく、捨てられる場合が多いようです。日本の水族館でも飼育されているので見てみたいペンギンです。

キャラクター

日本では1990年代の整髪料CM、プレーステーションのゲームで有名になったペンギンでもあります。当時は色々なグッズが販売されていました。

ペンギン全種表

エンペラーペンギン属 コウテイキング
アデリーペンギン属 アデリージェンツーヒゲ
フンボルトペンギン属 フンボルトケープマゼランガラパゴス
マカロニペンギン属 マカロニミナミイワトビキタイワトビフィヨルドランドロイヤルスネアーズシュレーター
イエローアイドペンギン属 キガシラ
リトルペンギン属 リトル