本日はアデリーペンギンやコウテイペンギンを見るために和歌山県のアドベンチャーワールドに行ってきました。大型施設のため入場料は4,800円と高めです。
目次
アドベンチャーワールドの8種類のペンギンたち
アドベンチャーワールドにはなんと『アデリーペンギン、ヒゲペンギン、ジェンツーペンギン、コウテイペンギン、キングペンギン、キタイワトビペンギン、ケープペンギン、リトルペンギン』の8種類ものペンギンが居ます。
ケープペンギン
ペンギン王国の手前に居たケープペンギン。始めて見ました。フンボルトと似ていますがケープは口元が黒く、足も黒いです。全体的に黒めでかっこいいです。
ジェンツーペンギン
海獣館にはおなじみのジェンツーペンギン。ジェンツーは他の中型ペンギンと比べると一回り大きめです。遊泳速度がペンギン全種の中で最速という特技の持ち主。見た目も結構可愛くて好きです。
キングペンギン
海獣館のキングペンギン。キングも沢山居ました。しかし、今回の目的は普段お目にかかれないコウテイ達なのでひと目見て軽くスルー。
キタイワトビペンギン
日本ではなかなか見ることの出来ないキタイワトビペンギン。ミナミイワトビより冠羽が長く、一回り体長が大きいのが特徴。ミナミ自体あまり見たことがなかったのでそこまでの違いは感じませんでした。ちょっと大きい感じはします。
リトルペンギン
これまた珍しいリトルペンギン。ペンギン全種の中で最小の種です。歩行時に前かがみになるのが特徴で、一番原始的なペンギンと言われています。ブルーペンギンやフェアリーペンギンとも呼ばれます。小さいですが中々堂々とした雰囲気を感じました。
ヒゲペンギン
いよいよ南極周辺のペンギン。先ずはヒゲペンギン。アデリー属に属するペンギンです。体長や雰囲気はアデリーと似ていて顎にヒゲのようなラインがあります。見た目が紳士的であり、可愛さも兼ね備えたペンギン。
アデリーペンギン
個人的に一番好きなアデリーペンギンです。沢山居ました。アデリー祭りともいえる状態となっていました。漫画のような目のアイラインが可愛いです。やんちゃな気質の為か結構歩き回っていました。南極大陸で繁殖するペンギンはアデリーとコウテイのみです。
コウテイペンギン
最後は映画でおなじみのコウテイペンギン。キングより一回り大きく体長が最大の種です。ぱっと見はキングと似ていますが、イヤーパッチの色づきが黄色よりで体型は樽型。印象として上品さを感じます。うろちょろするアデリーとは対極してじーっとしていました。
アドベンチャーワールドの変遷
1990年にペンギンプロジェクトが始まり、アデリーやヒゲペンギンの卵を入手し孵化に成功させたようです。コウテイペンギンの繁殖成功は世界で2施設目で繁殖賞を受賞しています。
国内で3施設しか飼育していないジャイアントパンダ
アドベンチャーワールドには国内で3施設でしか飼育されていない、ジャイアントパンダも居ます。このパンダたちのレンタル料があるから入場料も高いのかと思います。
アドベンチャーワールドの食べ物
セットで500円。この手の施設にしては意外と安いですね。
中はこんな感じ。味も美味しかったです。他にもペンギンオムライスとかもありました。
総括
アドベンチャーワールドの一番の魅力は飼育箇所の少ないコウテイペンギンとアデリーペンギンを一度に見れることかと思います。更に合計で8種類ものペンギンを一度に見れるのが嬉しい。
観賞について一つ気になった点として、ケープペンギン以外はアクリルガラス越しの鑑賞となるのですが、ガラスの水滴が酷すぎてアデリーやコウテイの水槽は肉眼ではとてもじっくり観賞出来る状態ではなかったです。
カメラ越しに水滴を抜けさせることで、辛うじて観賞出来る感じでした。珍しいペンギンを多数飼育し、繁殖技術も優れているだけに勿体ない・・・。個人的には海獣館の館内を寒くしても良いので、もっとよく観察出来るようにして欲しかったです。
あとペンギン達はペンギン王国と海獣館に分かれていますが、ペンギン王国より海獣館の方が全然楽しかったりします。※ペンギン王国は2022年に閉鎖しました。