赤道付近のペンギンを困らせる”エルニーニョ現象”

エルニーニョ現象
エルニーニョ現象

ペンギンの生活に影響を与える自然現象はいくつかありますが”エルニーニョ現象”と呼ばれる自然現象は赤道直下に生息するフンボルトペンギン、ガラパゴスペンギンの採餌事情に大きな影響を与えます。

海面温度の上昇

エルニーニョ現象は東太平洋の赤道付近で起きる海面温度が上昇する自然現象で一度発生すると1年も続きます。通常、東太平洋の赤道付近では西に向かって貿易風が吹き、深海からは寒流が湧き上がっている為、海水面の暖水は西へ流され、冷水が維持されるようになっています。

この貿易風が弱まると暖水が西に流れにくくなり、更に深海から湧き上がる寒流の動きも弱まります。その結果、通常は冷水の海域の海面温度が上昇してしまうという訳です。エルニーニョ現象が起こると、世界各地で異常現象が起こることも懸念されています。

エルニーニョ現象が起こると魚が減る

海面温度が上がると、普段そこに泳いでいた魚達は海中深くへ移動してしまいます。その結果、ペンギン達も採餌がしづらくなってしまうのです。この現象により餌が減るとその海域のペンギン達は繁殖自体をしなくなります。

繁殖をしても、雛に十分に餌を与えられない為、失敗する確立も高くなります。エルニーニョ現象はフンボルトペンギン、ガラパゴスペンギンの個体数に大きな影響をもたらす程の脅威がある為、ペンギンの事を考えるとあまり起こってほしくはない自然現象です。

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