ペンギンと南極条約

南極条約
南極条約

皆さんは南極に関する世界的な条約『南極条約』をご存知でしょうか。ペンギンとも関わりがあるので記述したいと思います。

南極条約とは

  1. 南極地域の軍事利用の禁止
  2. 南極地域の科学的調査の自由
  3. 南極地域の領土権主張の凍結
  4. 核使用、放射性廃棄物の処分の禁止

を主な方針とした世界規模の条約です。日本も加盟していて加盟国数は56ヶ国。その中でも協議に参加し、意思決定に参加できる協議国の数は29ヶ国でアメリカ、ロシア、インド、イタリア、イギリス、ドイツと様々な国が加盟しています。日本もまた協議国の内のひとつです。

南極条約によって南極のペンギンが守られる

この条約、取り決めがある為、南極の地では軍事介入などがなく野生の生態を守り、ペンギンたちは平和に暮らしています。ペンギン及びその他の生物、自然を守る素晴らしい条約なのです。因みに南極条約の中にペンギンに関する規定もありペンギンには5m以内に近づいてはいけないことになっています。アザラシは15m以内です。

南極のライブカメラ

南極の基地周辺にはいくつかの国がライブカメラを設置しています。日本では昭和基地がライブカメラを設置して公開しています。この南極のライブカメラには頻繁にアデリーペンギンが映るので、偶に確認してみると面白いです。※僻地も僻地なのでコマ送り(画像更新)のライブカメラです。南極は8月が冬で1月が夏です。

以下に各国のペンギンが移りそうなライブカメラのリンクを記載します。

日本(昭和基地)のライブカメラ

※画像はサンプルです。URLからリアルタイムの映像を確認できます。

昭和基地ライブカメラ ©National Institute of Polar Research
昭和基地ライブカメラ ©National Institute of Polar Research

昭和基地カメラURL:https://www.nipr.ac.jp/webcam/

アメリカ(パーマー基地)のライブカメラ

※画像はサンプルです。URLからリアルタイムの映像を確認できます。

パーマー基地のライブカメラ ©National Science Foundation
パーマー基地のライブカメラ ©National Science Foundation

パーマー基地カメラURL:http://www.usap.gov/videoClipsAndMaps/palWebCam.cfm

まとめ

南極に生息しているペンギンは各基地での最小限の干渉に留めて、末永く見守っていきたいですね。日本では野生のペンギンを観ることは出来ないため、ライブカメラで観られるのは有り難いです。

 

 

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