Magellanic Penguin(マゼランペンギン)

Magellanic penguin
David via flickr.com

主要情報

学名 Spheniscus magellanicus
英名 Magellanic Penguin
通称 マゼランペンギン
フンボルトペンギン属
生息地 南アメリカ大陸(パタゴニア沿岸、チリ沿岸、プンタ・トンボ)、フォークランド諸島
体長 65~70cm
体重 4~5kg
保全状況 LC(低懸念)
イワシ、カタクチイワシ、甲殻類
営巣地 グアノ層、海岸、草地、林、土手、砂丘
巣材 骨、小枝、落ち葉、枯れ草
クレイシ 形成しない
個体数(成鳥) 2,200,000~3,200,000羽
一腹卵数 2卵
繁殖期 9~4月
換羽期 不明
日本での飼育 長崎ペンギン水族館、志摩マリンランド、上越市立水族博物館等

考察

南米先端部に生息する温帯ペンギン。胸の二本のくっきりとした黒い帯が特徴でフンボルトペンギン族の中でこのような二本の帯があるのはマゼランペンギンの一種のみ。又、腹部の白い羽毛には黒色の斑点があります。

繁殖地は一部がフンボルトペンギンと重なっていて、同属異種と繁殖をすることもあります。フォークランド諸島にはイワトビペンギンやジェンツーペンギンも生息しています。緯度によって定着性が異なり、低緯度に住む個体ほど定着性が高くなります。

保全状況はLC(低懸念)。エルニーニョの被害を受ける海域に生息している為、自然災害での個体数の減少が懸念され、人間による影響は重油汚染が問題とされています。

ペンギン全種表

エンペラーペンギン属 コウテイキング
アデリーペンギン属 アデリージェンツーヒゲ
フンボルトペンギン属 フンボルトケープマゼランガラパゴス
マカロニペンギン属 マカロニミナミイワトビキタイワトビフィヨルドランドロイヤルスネアーズシュレーター
イエローアイドペンギン属 キガシラ
リトルペンギン属 リトル