
主要情報
学名 | Spheniscus magellanicus |
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英名 | Magellanic Penguin |
通称 | マゼランペンギン |
属 | フンボルトペンギン属 |
生息地 | 南アメリカ大陸(パタゴニア沿岸、チリ沿岸、プンタ・トンボ)、フォークランド諸島 |
体長 | 65~70cm |
体重 | 4~5kg |
保全状況 | LC(低懸念) |
餌 | イワシ、カタクチイワシ、甲殻類 |
営巣地 | グアノ層、海岸、草地、林、土手、砂丘 |
巣材 | 骨、小枝、落ち葉、枯れ草 |
クレイシ | 形成しない |
個体数(成鳥) | 2,200,000~3,200,000羽 |
一腹卵数 | 2卵 |
繁殖期 | 9~4月 |
換羽期 | 不明 |
日本での飼育 | 長崎ペンギン水族館、志摩マリンランド、上越市立水族博物館等 |
考察
南米先端部に生息する温帯ペンギン。胸の二本のくっきりとした黒い帯が特徴でフンボルトペンギン族の中でこのような二本の帯があるのはマゼランペンギンの一種のみ。又、腹部の白い羽毛には黒色の斑点があります。
繁殖地は一部がフンボルトペンギンと重なっていて、同属異種と繁殖をすることもあります。フォークランド諸島にはイワトビペンギンやジェンツーペンギンも生息しています。緯度によって定着性が異なり、低緯度に住む個体ほど定着性が高くなります。
保全状況はLC(低懸念)。エルニーニョの被害を受ける海域に生息している為、自然災害での個体数の減少が懸念され、人間による影響は重油汚染が問題とされています。
ペンギン全種表
エンペラーペンギン属 | コウテイ、キング |
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アデリーペンギン属 | アデリー、ジェンツー、ヒゲ |
フンボルトペンギン属 | フンボルト、ケープ、マゼラン、ガラパゴス |
マカロニペンギン属 | マカロニ、ミナミイワトビ、キタイワトビ、フィヨルドランド、ロイヤル、スネアーズ、シュレーター |
イエローアイドペンギン属 | キガシラ |
リトルペンギン属 | リトル |